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「たまき。君は本当によくやってくれたよ」 日井は感心するように言った。 「日井さん。何故ここに?」 望月が怪訝な顔をして日井に訪ねた。その手に握られた銃は既に撃鉄が起こされている。 「ああ、君達もご苦労だった。だがもう役目は終わったのだから、大人しく帰って祝賀会でも開くといい」 「質問に答えなさい」 望月は日井に銃口を向けるが、日井は一向に意に介さない。 「さて。ではたまき。君の偉業の続きを私が引き継ぐとしよう」 「えっ?」
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