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『真統記』は客士の一人によって回収された。元々は私の持ち物ではあるということだが、その性質上鍵とそれは必要な時以外には同じところにあってはいけないという取り決めがあるため、然るべき場所に預けられることになった。その行方は私もようとして知らないが、回収した客士は信頼のおける者であるため、およそよからぬ者の手に渡ったということはないであろう。
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