プロローグ 第三章:誘い

―― 旧波見小学校中庭

太「ハァ、ハァ。や、やっと取り返した。もう、こっちは疲れてるっていうのに」

太「……ああ」
改めてあたりを見回して、今自分のいる場所が校内であることを確認する。
太「入ってしまった。もう、今更か。ちょっとだけ、行ってみよう。うん、ちょっとだけ」

プロローグ 第三章 終わり